まずはこの作品から!『あした天気になあれ』『おれは鉄兵』などピックアップ作品をご紹介!
5/17(水)より、24作品170冊のちばてつや電子書籍を新たに各電子書店にて配信いたします!
ぜひお好きな作品から楽しんでいただきたいと思いますが、「たくさんあってどれから読めばいいか迷う」という方のために、「まずはこの作品」というピックアップ作品をご紹介します!
①あした天気になあれ
まず初めにご紹介するのがゴルフ漫画の金字塔として多くの方に愛され続けている『あした天気になあれ』です。本作に登場するスイングの際の「チャー シュー メーン」という掛け声は、多くのゴルファーに広がり社会現象となりました。主人公の向太陽が、自分の限界と向き合いながら、真摯に腕を磨いていく様子は、多くの方に共感される内容となっています。
また、本作のもうひとつの見どころが、ゴルフの試合描写のリアリティと、漫画ならではの自由な表現のバランスです。息を呑む試合展開を読み進めていくうちに、段々とゴルフの魅力にハマっていくこと間違いなしな名作漫画です。
②おれは鉄兵
次にご紹介するのが、剣道マンガ『おれは鉄兵』です。本作の魅力は、「剣道マンガ」の枠に収まらないその豪快さ・自由なストーリーです。剣道の試合をメインに描いた作品ですが、主人公の上杉鉄兵は、時に埋蔵金を探し、時に大喧嘩をし、自由奔放に生きていきます。そんな「漫画の主人公像」とは大きくかけ離れた鉄兵の魅力に次第に惹かれていくのではないでしょうか。
鉄兵に限らず、たくさんの強烈なキャラクターたちが登場し、先の読めない展開の連続の物語を読むうちに気づいたらエネルギーが身体にみなぎってくるはずです。
③紫電改のタカ
『紫電改のタカ』は第二次世界大戦末期の時代に翻弄された少年飛行兵たちの物語。作品タイトルにもなっている「紫電改」とは、この時代に活躍した戦闘機であり、素晴らしい性能を持ちながらも投入された時期が遅かったがゆえに戦況を変えるには至らなかった「不遇の名機」です。
本作で描かれるのは、その紫電改に乗り、命を懸けて祖国と戦う兵士たちの姿です。です。作者・ちばてつやの思いもあり、決してその姿を美化することなく「戦争の悲惨さ・恐ろしさ」を正面から捉えています。「戦争とは何か?」「生きるとは何か?」を考えるきっかけとなる作品です。
④1・2・3と4・5・ロク
『1・2・3と4・5・ロク』という特徴的なタイトルの本作は、とある団地で生活する仲良し7人家族の北白川家を描いた物語です。大家族・北白川家の生活は、毎日大小様々な事件が勃発します。それはくすりと笑えるほのぼのとした出来事から、子どもたちには過酷すぎる出来事まで。
そんな様々な出来事を家族が一丸となってひとつひとつ乗り越えていく姿に、心は温まり活力をもらうことができます。これまで二度にわたってドラマ化もされてきた本作は、「家族」という多くの人にとって馴染みの深いテーマが丁寧に描かれた特別な作品となっています。
以上、ピックアップ4作品の紹介でした。
ちばてつや作品は、作品ごとにどれも個性的な輝きを放っていますので、ぜひ気になる作品から手に取ってみてください。皆様のご感想も楽しみにしています!